FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

それぞれの事情で世界は回っているのだ。

この前の日曜日(12/12)の夕方、静岡駅前の地下道にて。
『ノーザン☆スター』さんと『こすもすとろう』さんのジョイント路上ライブでした。
(タイトルは、『ノーザン☆すとろう』。)

一身上の都合により もうすぐ静岡を離れる ノーザン☆スター さんの置き土産?


17:00過ぎぐらいから、まずは ノーザン☆スター さんのソロでゆるりと開演。
(こすもすとろう さんは渋滞で遅れていた模様。)

PAなし生歌ですが、雑踏の中でもよく通るノーザンさんの声。
地下道の硬質な壁の適度なライブ感と相まって、よい感じでした。
(写真 ブレブレですが、雰囲気は伝わるのではないかと・・・。)
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カバーとオリジナル数曲を演奏したところで こすもすとろう さん登場。

それぞれのソロや、お互いのオリジナル曲でのジョイント。
あと、スピッツの『空も飛べるはず』は ノーザン☆スター・バージョン/こすもす
とろう・バージョン/ノーザン☆スター・ソロ と、多彩なバージョンで聴かせてい
ただきました。
お二人は 以前よく路上でご一緒されていたそうなので、その時代背景がなんとなく
透けて見える楽曲でした。


こすもすとろう さんは今回初拝見でした。
数年前からストフェスの出演者リストで そのお名前だけ拝見していたのですが、
「どう発音するんだろう?」というのもあって印象に残ってました。
透明感のある楽曲と、それに似合った透明感のある歌声がこれまたよく通ります。
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ノーザンさん絶賛の『七瀬』という曲、ジョイントでたくさん演ってくれたのもあ
って(笑)、確かに印象深かったです。独特の疾走感というか・・・。
もっとも、過去にも何度か書いてますが 私は「歌詞が残らない人」なので、改めて
HPでじっくり聴かせていただこうと思っております。
(「楽しみは後にとっておくタイプ」なので、まだ聴いてませんが。(笑))


約 2時間(!)、たっぷり聴かせていただいた 贅沢なひとときでした。
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で、今更ではありますが、実は 路上って苦手なんですけど・・・。


いや、「路上が苦手」というのは適切な表現ではなく、「路上だと特に私の苦手な
状況が露呈してしまう」というのが正しいでしょうか。

路上ライブって、足を留めて聴こうとすると 往々にして演者と「1対1」(あるい
は極めてそれに近い密度)で対峙しないといけない状況だったりします。
他人との間合いがウマく取れない私にとってはそのシチュエーションというのは な
かなかハードルが高い。
例えるなら、
 ~ 個人商店 より スーパーマーケットの方が気楽
みたいな・・・。

数年前にネットで偶然 ノーザン☆スター さん(当時は『northrn★star』さん)の
存在を知り、そのブログでライブ告知は常々 確認していたのですが・・・。
その頃は、ライブハウスと並んで路上ライブの告知がかなり頻繁になされていまし
た。
ものすご~く気にはなってはいたものの、上記の理由にて二の足を踏んでおりまし
た。結局のところ、ライブハウスについても そもそも行ったことないし、やっぱり
かなり高い密度でご本人含め いろいろな人々と対峙せねばならないことが予測さ
れ、実際に足を踏み入れるまでには大分 時間を要しました。

電柱の陰からこっそり覗く「星 明子」のごとく、イベント系のライブから徐々に間
合いを詰めて(笑)、ようやく直接お話しさせていただいたのが昨年初めの頃だっ
たと思います。

今回のライブについては人が集まることが予想できたので、気楽におジャマしまし
た。
実際に大勢が駆けつけたのと同時に、通りすがりで足を留めて行く人がたくさんい
たのは さすが、実力です。


そんなわけで、この先もやっぱり 路上で歌う人たちに出会ってもなかなか近付けな
いと思うのですが・・・。
ただ、それは歌うあなたの せいではなく、あくまで私が抱えている 私の内部の問
題なのだということをお詫びしておきたい。



そして・・・。
ノーザン☆スター さんのライブに触発されて開店休業状態だった FLOATING JAM
に再び火を入れようと思い立ったその日の決定的なショット!
感謝を込めて。(とか言いながら、勝手に掲載。)

 (2008年10月12日 浜松『やらまいかミュージックフェスティバル』にて)

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