FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

11/3(水・祝) 静岡県立美術館 『ロボットと美術 - 機械×身体のビジュアルイメージ』

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早朝から庭の草取り、約 1時間。
それにしても、草取りするといつも「あーでもない、こーでもない。」と、余計な
ことばかりが頭の中を巡って気が滅入ります。
でもまあ、庭がスッキリでプラマイ・ゼロか。


11/7(日)に終了してしまうまでになんとか、と思ってましたが、本日断行。
静岡県立美術館で開催中の『ロボットと美術 - 機械×身体のビジュアルイメージ』
へ。

10:00開館に間に合うように 9:45ごろ現地に着いたら、入り口から伸びる列が 2本。
一方は親子(幼児)連れの長い列、もう一方は割とアダルトな列。
恐らく幼児の方は何かのワークショップとかの参加者だろうと思い、アダルトな列
に並びます。
が、こちらも入場待ちの列ではなかった。
初音ミク サンプラーCD』無料配布の引き換え整理券の列でした。
しばらく前に県美HPでそんなのがあるというのは確認してはいましたが、確か10
月いっぱいで終わってたはず。
せっかくなのでいただきましたけど。
(好評で延長したそうです。)


展示内容については、事前にチェックした開催趣旨とか作家リストでイメージした
ものと概ね重なるものだったので、とりたてて感動はなかったのですが。
ただ、やはり立体物はちゃんと生で立体で認識するというところに回帰せねばとい
う個人的な思いもあり。


そういう意味では、所蔵品展の『大きい絵』という企画が「生」の意義を問う上で
も面白かったかも。

 ~ 当館の現代美術作品コレクションから、大きな画面の絵を選んでみました。

ということだそうで、一見あまりにストレートで笑っちゃいますが。
恐らく、企画展の方の子どもの来場増を見込んで分かりやすさを狙った面もあると
思います。
でっか~い作品を観ると、「絵の具いっぱい使うよな~。」とか「描くの大変そう
だな~。」という浅いところで感心してしまうのと同時に、それだけのエネルギー
(と費用)をつぎ込んで仕上げるってことは根源的にその『大きさ』自体に作者の
強烈な主張が込められてるんだろうというのは何となく伝わって来ます。
ゆえに、「生」でその大きさを体感するってのは非常に意義深いと思います。

逆に、画集とかで勝手に大きい絵だと思い込んでたものが
 「え~っ! こんなにちっちゃいの?」
という場合にも「生」の意義を感じますが・・・。



今回は 図録が完売とのことで「開かずの図録コレクター」としてはちょっと残念。


ショップの本棚の一角に、企画展の趣旨に沿った『鉄人28号』とか『ガンダム』な
どのコミックが少しだけ並べられてましたが、なぜかその中に『パタリロ!』が。
う~む、パタリロとロボット・・・。
『プラズマX』か!
でも、展示にはそんな要素は一切 なかったしな~。
誰が誰を笑わせようとしてるんだ?

最近 芸人さんとかがよく言う
 「思わず、カメラ探しちゃいましたよ~!」
ってヤツですか。
(違うか。)