FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

11/12(金) 11月定例やまぼうしライブ 『萩原基宏』

なんだかんだでごぶさたしてしまっておりましたが、5月に FLOATING JAM 出演
でお世話になった「やまぼうし」の定例ライブ観覧に。

主催&PA担当の PAしのらり さんHPの告知ポスターによると、今回は

 ~ 『萩原基宏のギターワンダーランド!!』

とあり。
失礼ながら 萩原基宏 さんを存じ上げてはおりませんでしたが、そのポスターの写
真に、ギターシンセのピックアップを搭載しているカットが!

 「しのさん、呼びましたか?」

ということで、街灯に群がる蛾のごとく(?) ほぼその一点に誘われるままにふら
~っとおジャマしてまいりました。

実はこの『ギターワンダーランド!!』というチャッチコピー、萩原さん ご本人的
には不本意だった模様ですが(笑)、確実に一人 釣れましたよ。
(損失の方が大きかったのかどうかは・・・。)



で、実際のところは やっぱり『ワンダーランド!!』なのでした。
(あくまで個人的な感想です。(笑))


第一部は、萩原さんのソロ。
アコギによるインストで、ループステーションを駆使した変態系(敬称)のステー
ジ。
ワンコードの小塊を徐々に重ねたバッキングの上で即興ソロを奏でるパターンや、
ワンコーラス分 丸々ループさせた伴奏にソロを重ねるパターンなど。
重ねる音も、逆再生音があったり、ペグをいじって(!)ピッチを変えたノイジー
な音壁だったり。
あと 意表を突かれたのは、ボーカルマイクにハーモナイザーでハモりを重ねたスキ
ャット。「声」をもう一つの独立したソロ楽器として使う、みたいな感覚でしょう
か。

FLOATING JAM も飛び道具を使いたい指向なのですが(現に使ってますが)、や
っぱり「ちゃんとギターが弾ける」上での「飛び道具」だよな~と再認識させられ
ました。が、そこはそれ、今後も気付かないフリでやりすごそう。



第二部は、萩原さんのギターにウッドベースの『miho』さんを加えたデュオで。
「キー ○で。」と、ブルース・ベースのオリジナル曲を多数。
女性ベーシストで「miho」さんと聞いて、
 「もしかして『GAJAH(ガジャ)』の人?」
と思ったのですが、やっぱりそうでした。(面識はありませんけど。)
私のものすごく断片的な脳内情報がつながったのがちょっとうれしかったりして。
・・・って、なんの話だ?

ウッドベースを携えた miho さんはなんとも雰囲気のあるお方で、後半はボーカル
も披露されてましたが これまたよい雰囲気をお持ちでした。
1曲はボーイングを取り入れていて、ボーイング・フェチ(?)の私としては大満
足。ストリングス一般としては別にボーイング自体 全く特別なものではありません
が、このシチュエーションでは なかなか味わい深いものが。
・・・って、なんの話だ??
まあ、いつもながら個人的な「覚え書き」なので。



ということで、また新たな感覚の充実感を味わいつつ帰途に着きました。

それにしても あっちもこっちも道路工事ばっかりだ。