FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

10/10(日) 『第4回 やらまいかミュージックフェスティバル in はままつ』 3/4

(2/4からつづく。)



●13:30 『カリンカ・マリンカ』(会場;静銀アゴラ)
こちらについては、写真を見て一発確定。
なにせ、「マトリョミン」のアンサンブルですから。
マトリョミン というのは、ロシア民芸品の人形「マトリョーシカ」の外観にロシア
で開発された世界最古の電子楽器(と言われている)「テルミン」を組み込んだ楽
器。国内の「マンダリンエレクトロン」というメーカーが開発/販売してます。
というのは以前から知ってましたし、TVでも観たことありましたが、実物は未体験
です。それだけでも充分インパクトあるのに、7人がずらっと並んでアンサンブル
を奏でるといったら観ないわけには参りません。
イメージ 1
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このグループは マトリョミン教室の先生と生徒によって構成されているとのこと。
ピアノ伴奏付き(曲によっては なし)で、主に 2パートに別れての演奏。ソロ・
パートもあったり。
どうしてもピッチが不安定な上に、アンサンブルとなるとなおさらブレが際立って
しまいますが、「そこが マトリョミンの『味』」というストーリーだと思います。
例えば CDとかで純粋に「音楽」として聴くものというよりは、その絵面を含めた
「パフォーマンス」として観るのが楽しい。
絵面といえば、恐らく各自のピッチを確認するためだと思いますがみなさん聴診器
を着けてます。詳しくは分かりませんが聴診器形のイヤフォンなのか、ホントに聴
診器なのか、これまた 何かそそるものが(以下 自粛(笑))。
イメージ 3
長くなったついでに。
左端の男性演者が、実は国内のテルミン演奏&研究の第一人者「竹内正実」さんそ
の人で、マトリョミンの考案者で、マンダリンエレクトロンの社長で、しかも同社
は浜松にあるということを知りました。


●14:00 『Skyfish』(会場:ザザシティ中央広場)
こちらは、現地でガイドブック情報で観覧を決定。
もともとはちょっと遠い会場まで行って/帰ってというのを考えてましたが、比較
的近場でしかも「JOURNEY」のカバーということで。
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80年代洋楽ロックのカバー・バンドですが、毎回ライブの度にコピーするバンドを
一つに絞って演奏とのこと。ズバリ ツボな人にとっては非常にウレシいスタイルだ
と思います。
それにしても、みなさんウマい!
Vo. も、G. も、B. も、Key. も、Drs. も。(結局全部ですが・・・。)
あと、やっぱり基本的に完コピなので、きっちりコーラスがキマってるというのも
重要な要素でしょうね~。
でも、この Vo. の方(バンド全体も?)どこかで拝見したことあるような・・・。
ホントに見たことがあるとしたら可能性のあるシチュエーションはかなり限定され
るんですが、記憶がアレなので・・・。


●14:30 『河鹿』(会場:アルコモール有楽街)
ここからが、今回の私的に観覧の「コア」に据えた出演者 3組でした。
ご存じ、河鹿「♂」さん:G. と河鹿「♀」さん:Pf. のご夫婦デュオ。
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前日は『豆』さんの応援で富士から駆けつけてその後 御殿場に、そしてまた当日は
出演のために富士から(!)とのこと。
先週の UHU 出演後のご本人ブログには、「絶賛されたけど自分達としては納得の
出来ではなかった。」みたいに自省調で書かれてましたが、今回は(も?)バッチ
リでしたよ。
もっとも、節穴の私が絶賛しても何の足しにもなりませんが。(笑)
今回も私の好きな『エトランゼ』と『ピエロ』が聴けました。
特に『エトランゼ』は秋限定なんでしょうか? だとしたら今のうちに聴き溜めし
ておかねば。(違うか。)


●15:00 『ZilL』(会場:べんがら横丁)
アコギ弾き語り。
イメージ 6
8月の CD発売以降、全国ツアー中。その様子はご本人ブログでちょくちょく拝見し
てますが、現地ミュージシャンや現地ファンとの交流を深めたりと、かなりバリバ
リやってる印象です。
(「バリバリ」って死語? 昭和? 写真は「ブレブレ」ですが。)
で、演奏を拝見したらやっぱり何か違う!
確実にパワーアップしてると思います。演奏そのものも、お客さんとの絡み方とか
乗せ方/聴かせ方も。
恐らく、実力アップに加えて ツアー中のノッてる感じの流れをそのまま持ち込んで
るんでしょう。
まだまだツアー途中だそうなので、「プチ凱旋公演」ってところでしょうか。



(3/4へつづく。)