FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

『あなた任せ』

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今シーズン初めて灯油を買って、

 「ん? 灯油 18立って こんなに重かったっけ?」

と思う秋に、体力の衰えを感じた。


という話は確か去年の今頃書いたはずなんですが・・・。
今年は輪をかけて重い!!


ここ最近、灯油もセルフのスタンドで買うようになってしまったのですが、シーズ
ン始めだけは昨シーズンの残りを引き取って(廃棄して)もらうためにセルフじゃ
ないスタンドに行ってます。
別に、セルフのスタンドでも従業員にお願いすれば引き取りはしてくれると思うの
ですが、何となく。
そんな時にだけすがってしまうセルフじゃないお店に申し訳ない気がしたので、今
シーズンはセルフとそうじゃないスタンドを交互に利用させていただこう。


もともと セルフサービスのガソリンスタンドは好きじゃなかったんですが。
給油に関しては、

 「そこはプロの領域でしょ?」

という意識があったもので。
でも、一度やってみるとけっこう楽しいものですね。
静電気体質なので、火だるまにならないように充分注意が必要ですけど。




で、「セルフ」と聞くと思い出す、『宇宙家族マスオさん』。


10数年前に WOWOW でやっていた隙間番組(ドラマ)で、『ケラ』率いる劇団
ナイロン100℃」のメンバー中心に、『大槻ケンヂ』、『氏神一番』などが出演
してました。
(因みに、ネット検索すればいろいろ情報はありそうですし YouTubeとかにもア
 ップされてるかもしれませんが、今回は私の怪しい記憶のみによる記述です。)

そのドラマの中で、大筋 こんな話が・・・。

 ~ 子どもの頃 友達の家に遊びに行ったとき、友達のお母さんが作ってくれるカ
  ルピスの味(濃さ)と我が家のそれとのギャップに いたく違和感を覚えた。
   「カルピスウォーター」は、その『あなた任せ』な感じが嫌いだ。

みたいな。

「あぁ、わかる。」と思った反面、「そうでもないかも。」という気も。
なぜなら、少なくとも我が家ではカルピスを作る時って 原液も水もテキトーに目分
量だったので、それほど確定的な味ってのは なかった気がする。

ただ、確かに「薄くてマズい!」というのだけは判定基準の一つとしてあったと思
います。

それだけに 自分で作るときは欲張って原液をたっぷり入れてしまうため、逆に「濃
過ぎてマズい!」。ノドが痛い!!
水を足そうにもコップからあふれてしまうので、濃~いヤツを少し飲んでは水を足
し、また少し飲んでは水を足し の繰り返し。
しかも、自分で作るタイミングの場合は そもそもそんなに都合良く冷蔵庫で冷やし
た水なんか用意されているはずもないので、なまぬる~い水道水 直ですよ、まった
く。
途中で 味なんかもうどうでもよくなってしまいます。


久しくカルピス飲んでませんが、まだ「セルフ」のヤツって売ってるんでしょうか?
そういえば、比較的最近も磐田市出身の『長澤まさみ』さんがCMやってましたが、
あれは原液のヤツだったのかな~。
磐田市って言っても、今や 合併であっちもこっちも磐田市だしな~。
クレームがついて引っ込めた「黒人女性の絵」っていうのも、私にはいくら見ても
「牛がカルピス飲んでる」風にしか見えなかったんだけどな~。




そうそう。「カルピス」と聞くと思い出す、『自販機のカルピスソーダ』。


10数年前 ワンルームマンションに住んでいた頃、駐車場を挟んで向かいの家の前
の自販機に缶入りの「カルピスソーダ」がありました。
その自販機の明かりが カーテンを締めても眩しかったのをよく覚えてます。

カルピスといえば夏のイメージですが、なぜか真冬のエアコンでカラカラに乾燥し
たノドが カルピスソーダを異様に欲することが度々ありまして。
しかも、大抵は真夜中。

ガマンし切れなくなって部屋着の上にジャンパーを羽織って自販機まで買いに出る
のですが、ほんの 1分足らずの距離とはいえ真冬の真夜中は寒い!!
小走りに 行って/買って/帰って来る間 頭をよぎるのは、

 ~ あぁ、もし今ここで通り魔に襲われるとしたら 刃物はイヤだな~。この寒さ
  の下で徐々に息絶えて行くのって、絶対に耐えられないし。
   それにしても、『あなた任せ』な私の運命の不条理よ・・・。

みたいな。



あぁ、秋だな~。