FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

『 不埒なロンドン三昧 2010 』  29. 【2日目】4月8日(木) (その16)

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【引き続き 英国時間】
16:30
『Rock & Sole Place』《地図【18】》のつづき。

お店に入って右手に厨房&注文カウンター。
奥の壁にメニュー看板が。
先達のブログによると、一口に「フィッシュ&チップス」と言ってもお店によって
魚の種類も違ったりとか。

このお店では「cod(コッド)=タラ」や「sole」などが選べるということで、事
前にネットの写真で見たコッドのフライがものすご~くウマそうだったので 心に決
めてました。
確か メニューの一番上がコッドでしたので、いちばん一般的&人気のメニューとい
うことでしょう、きっと。
まあ、私は「違いの分からない男(ダバダ~)」なので 白身魚なら何でもいいんで
すけど。


詳細は忘れましたが、手元のメモによると
 ・コッドのフライ:£5.50
 ・チップス(ポテトフライ):£1.50
加えて、
 ・コーヒー:£1.30
で、合計 £8.30という計算になってるので、実際のオーダーもそういう形だったん
だと思います。

因みに、英国では 一般的に店内で食べる「イート・イン」の場合は席代が加算され
るそうで、歩道に並べた外席とかでも イート・イン扱いだったりする模様。
メニューには「テイク・アウェイ」と「イート・イン」それぞれの料金が書かれて
ました。(今回、私は「テイク・アウェイ」でオーダーしました。)

テイク・アウェイ用の発泡スチロールの容器にフィッシュ&チップスを盛ってくれ
ますが、その量を見て「!!!」。

カウンターのお兄さんに「ソルト&ビネガー?」と訊かれて、反射的に
 「ノー・ソルト、ビネガー・プリーズ。」
と答えてました。
なぜかというと、大分前に書きましたが、出発前に下唇の内側を思いっ切り噛んだ
ことが原因で 広範囲の口内炎になっていたので。
とっさに、
 ・ソルト → 口内炎に滲みるのでパス。
 ・ビネガー → とはいえ、やっぱ 本場はビネガーかけなきゃでしょ?
という判断だったのですが、考えてみたら ビネガーも充分 滲みます。

お兄さんが、ビネガーを軽くパッパと振ってくれました。
内心、
 「それって、全然 足りないんじゃないの?」
というくらいの量でしたが、後にこれが正解だったと解りました。

コーヒー(ホット)の抽出の機械が調子悪かった様で ちょっと待たされましたが、
ついに『フィッシュ&チップス』にありつける!
 「天気もいいし、『大英博物館』の庭で食べよう!」
というのは参考文献の 木内麗子さんの本の受け売りです。

発泡容器はお茶目な絵柄のコンビニ袋に入れてくれましたが、コーヒーの紙コップ
はフタこそ付いているものの そのまま裸でした。しかも、異様に熱い! 歩きなが
ら何度も持ち替えて四苦八苦でした。
(「手が熱い」のは、博物館の手洗い場と並んでロンドン名物?)


14:45
大英博物館』《地図【19】》
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写真 右手側に芝生のスペースがあって、けっこう人が溜まってます。(左側は工
事中。)
ひたすらしゃべりつづける観光客っぽいご婦人ペアとか、ひたすら本を読みつづけ
る学生っぽい人とか。

私も、コンクリートの囲いのようなところに腰を降ろして、改めて「フィッシュ&
チップス」とご対面!

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膝の上にのせて撮ったので近過ぎて イマイチ雰囲気が伝わりませんが、発泡容器は
確か、W:25cm/D:13cm/H:8cm くらいの大きさ。
(プラスチックのフォーク付きです。)
幅いっぱいのコッドのフライと、てんこ盛りのチップス。
尋常じゃない量です。

正直、
 「ああ、無理かも・・・。」
と思いましたが、まあ 焦る必要もないのでじっくり 30分ほど時間をかけて いただ
きました。
案の定 ビネガーは上の方のチップスにパラパラっとかかっている程度だったので、
残りのほとんどを調味料なしの状態で食べることに。
ただ、あまりの量の多さに最後の方は ほぼ詰め込み状態だったので、もしも調味料
をたっぷりかけてしまっていたら 逆にくどくて食べ切れなかっただろうと思います。
恐らく自分で調味料を振っていたら ヤバいことになってたと思うので、結果オーラ
イでした。



『何なら 3食×毎日 でも可』とか思ってましたが、食べ終えた瞬間は
 「もう フィッシュ&チップスは一生分いただきました。」
という気分でした。



(つづく。)