FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

『 不埒なロンドン三昧 2010 』  34. 【3日目】4月9日(金) (その3)

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 (* 本連載の過去記事は、左下のリンクコーナーにまとめてあります。)



【引き続き 英国時間】
08:15
さて。
『バタシー発電所』にも『アビイ・ロード』にも行ってしまので、ホントに目的の
9割を消化済みです。

が、まだ 朝の 8:15。
予想以上に地下鉄の威力は絶大です。乗り換えも、5分も待てば次の電車が来るの
でほとんどロスがない。


次の目的地は 10:00にならないと開かないので、地下鉄でそっち方面に向かいつつ
ちょっと寄り道です。
(例えば、『アップル・ビル』みたいなのはもう出て来ませんのでご安心を。)


『セント・ジョンズ・ウッド駅』《地図【3】》から再び地下鉄。
(時間は「おおよそ」です。)

 08:20 St. John's Wood (セント・ジョンズ・ウッド駅)
      ↓ Jubilee Line (ジュビリー・ライン)
 08:40 Green Park (グリーン・パーク駅)
      ↓ Victoria Line (ヴィクトリア・ライン)
 08:50 Victoria (ヴィクトリア駅)
      ↓ District (ディストリクト・ライン)
 09:00 Sloane Square (スローン・スクェア駅)


ロンドン地下鉄の路線図は デザイン的に非常にきれいにまとまっていますが、実際
の地理的な位置や距離の関係はある程度オミットして、各路線同士の関係やゾーン
の区切りを解り易く示したもの(という概念の走り的な存在)だそうです。
従って、実際の地図上で目的地までのルートを探す場合、最寄りの駅と行き先の駅
がどの路線でつながっているのかを照らし合わせるのに 逆にちょっと手間取ります。
特に 私のようなアドリブの効かない人間にとってはけっこうな難作業。

恐らく、その辺を考慮してウマ~く合成された観光地図とかも探せばあるんだろう
と思います。


『スローン・スクェア駅』《地図【5】》を出て、地図と方位磁針を頼りに南へ。

「Chelsea Bridge Road」を下った先に観えるのは・・・。


ずど~ん!

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再会、『バタシー発電所』よ!!《地図【7】》


脇のアパートから、若い女性が足早に飛び出して行きます。
これから出勤といったところでしょうか。
通りの向こうにそびえる発電所には目もくれず・・・。

『非日常』を求めてここまでやって来た私と、あくまで『日常』の中で発電所を見
ながら暮らす彼女とでは 同じ風景でも見え方は全く違うんだろうな~。

ってことは、私自身『日常』としか捉えていない身の回りの風景や モノ/コト を
改めて新鮮な目で見つめ直してみることで何か新しい発見が得られるのかも知れな
い。

・・・と、殊勝な気持ちになっていたはずです。この瞬間に限り。


09:15
一晩寝れば回復するかと思った膝痛が かなりキツい状態になっていたので、今日は
河の こっち側(北岸)からだけ眺めます。
通りの歩道にベンチがありますが、バス停でもなんでもないところですので誰かが
発電所の観賞用に設置したものなんでしょう。
ここに座ってぼーっと眺めたり、また写真を撮ったり。《地図【6】》

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どうしても同じような写真ばかりになってしまいますが、昨日はお昼の太陽が高い
時間帯だったのでこちらからは完全に逆光でした。
対して今日はまだ朝のソフトな陰影で撮影できます。このまま夕方までいればまた
違った表情で撮れるのでしょうが、さすがにそれはナシ。


しばし、フォト・ギャラリー。

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(つづく。)