FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

7/18(日) 御殿場 RINCOLO 『ノーザン☆スター ワンマンライブ』 2/2

(1/2からつづく。)



そして、今回のメインはバンドスタイルでの演奏。
ayumiさんのVo.+AG.に加え、EG./B./Drs.の 4人編成。

因みに、私は以前シミフェスでバンド形態の『ノーザン☆スター』(当時は
『northrn★star』ですね)を拝見したことがあったのですが、その時は Drs.が別
の方で、さらにパーカッションでの出演だったと記憶しております。
『ノーザン☆スター』はもともと 2人編成でのスタートだったそうですが、その後
私が知る限りでも、ソロ弾き語りを軸にリズム隊編成とか他のミュージシャンとの
コラボ企画とか いろんなスタイルに挑戦されています。
「実力がないくせに謙虚さもない(!)」という、およそ共同作業には向かない体
質の私とは正に対称的です。(苦苦)

ノーザンさんの楽曲は「日常をテーマに」ということで基本的にほんわかとした歌
が多いのですが、反面、この音楽に対する貪欲なまでのモチベーションはいったい
どこから湧いて来るんでしょうか?
かといって、特に気負っている風もなく。(外から見た限りは、ですが。)
やっぱり、根底にあるのは「音楽が好き」というその一点に尽きるのかな~と勝手
に想像します。



で、バンド形態に合わせたアレンジでリズムのパターンを変えたりとかも。
特に印象深かった曲は『電流』ですね。
とってもファンキーで、ちょっとスガシカオ風味(?)。

あと、『オレンジ』。
以前 弾き語りスタイルでは一度聴いたことありましたが、もともと疾走感のある
軽快な曲。非常に「バンド映え」のするオシャレな仕上がりになってました。
う~む、さすが。

弾き語りの楽曲もちょっとアレンジが変わってるのもありました。
『夕日』のアルペジオシンコペーションが加わって厚みが増してたり。
(私の勘違いでなければ、ですが。)

あと、ストリート叩き上げ(?)のこだわり(??)でしょうか。
あえて「オフ」で歌う曲やパートもあり。


ウマく表現できませんが、弾き語りとバンド形態では曲の「持って行き方」が違う
という印象はありました。これは必然といえば必然なんだと思いますが。
バンドだとリズム隊にある程度身をゆだねる感覚なのに対して、弾き語りは自分で
曲をドライブして行く感覚だと思います。
おのずと魂を込めるポイントが違ってくるんじゃないかと。
結果、当然ながらサウンド面も含めて同じ曲でも違った色彩が見えてくる気がしま
す。


今回は、初ワンマンと同時にニューアルバム『Re-born』のレコ発ライブでした。
水彩画のいい感じのジャケットに、歌詞カードが「水色/白/ピンク」の中から選
べる仕様。私は「白」をチョイスしましたが、「目指せコンプリート!」って感じ
でしょうか?(違うか。)

実は、まだ聴いてません。
じっくり聴きたいCDに関しては、「ちゃんと時間を取って/ちゃんと(可能な範囲
で)大音量で/ちゃんと向き合って」聴きたいというのがありまして。
そんな理由で すでに買ってから何年も放置しているCDがいっぱいあるという本末
転倒状態なのですが、『Re-born』は今週末には聴きます。(予定。)



RINCOLOから御殿場駅へ向かう帰り道、どこでどうルートを間違えたのかを探り
ながら歩きましたが、愕然!
 「今日はちょっと違うルートで・・・。」
と思っていたそのルートがそもそも いつもと同じ道だったという、恐らく説明して
も誰にも理解してもらえない『脳"止"』ぶり。


そんなこんなで、副産物も含めて楽しませていただきました!