FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

『 不埒なロンドン三昧 2010 』  09. 【1日目】4月7日(水) (その3)

 (* 本連載の過去記事は、左下のリンクコーナーにまとめてあります。)


【引き続き 日本時間】
23:00
そろそろ、航行情報画面のフライト残り時間が1時間を切るころ。

シートベルトのサインが点灯し、機内はまた少~し緊張感に包まれます。
私も前回書いた「憂鬱」と、今更ながら「ひとりで大丈夫?」という不安が入り混
じったビミョ~な気分に。
具体的には、また私の苦手な空港内の手続きやらなにやらがやってきます。


空港での入国審査の際に、『入国カード』という小さな書類を提出します。
氏名/性別/生年月日/パスポート番号/職業/滞在先/署名 などを英語(ローマ
字)で書き込みます。
用紙はフライト中に機内でも配られますが、私はあらかじめ旅行社が用意してくれ
たものを提出しました。旅行社の方で署名(要 自筆)以外を埋めてくれてありまし
た。


24:16
ロンドン、ヒースロー空港(ターミナル3)着。
ほぼ定刻通り。

英国は、確か3月末日くらいから「サマータイム」に入っていて日本時間の8時間遅
れになっています。


ということで、
【ここから 英国時間】
16:16


日本から英国へ『移動』したわけですが、地球外から眺めると
 「上空に浮かんで、(地球が回って)英国がやって来るのを待っていた。」
という解釈もアリですかね。
まあ、実際は北の方を突っ切るのでちょっと違いますが・・・。


16:45
機内は最後列に近い座席だったので、飛行機から降りるのは ほぼ最後でした。


今回はデフォルトで「空港-宿 間の送迎付き」というパックツアーのため、この部
分では特に心配は要りません。
ただ、一応 自力で空港から宿へ行くことも想定して下調べをしていたのですが、ち
ょっと面白いサイトを発見したのでリンクさせていただきます。

ヒースロー空港で飛行機を降りたところから地下鉄に乗るところまでをCGでシミュ
レートできたり、その他交通機関などの現地情報があります。

 『London Guide』 http://ah-london.com/index.html
  ・着陸→出迎えロビー シミュレートなど
   http://ah-london.com/access/air/air.n.html
  ・出迎えロビー→地下鉄駅 シミュレートなど
   http://ah-london.com/access/underground/ug.html

降機から出迎えロビーまでの道筋がビジュアルでイメージできていたのでけっこう
安心でした。

あと、今回の旅ではバスは使いませんでしたが、もしバスに乗るならここのバス・
ルートマップをパソコンごと持ち歩きたいくらいです。


16:50
入国審査の列に並ぶ。
日本人は『All Other Passports』の方に並びますが、何が「Other」かというと、
「英国またはEU圏内」の人用の列があって 我々はそれ以外という意味です。

事前の web情報では、
 「多数ある窓口のどの列に並ぶかが勝負」
みたいなことも書かれてました。
要するに、ある特定の国籍に関して審査に時間のかかる人たちがいて、スムーズに
入国審査を終えるにはそういう人が並んでいる列を避けるのがコツだということな
のです。
(ちょうど、私の後ろに並んだ日本人ビジネスマンたちもそんな話をしていて、正
 解はやはり「日本人ビジネスマンの後ろ」だそうです。準備をしっかりしてるの
 と国籍的にほぼスルーだからだそうですが。)

ただ、少なくとも今回はちょっと様子が違って、列自体は1列のみで幾重にも折り
返してました。
で、その先頭の人から順に空いた窓口にひとりずつ進むという形。
英国での列の並び方というのはむしろこっちの方式が一般的だそうで、確かにスー
パーのレジ待ちの列も同方式でした。


しかし、待っても待っても自分の番が来ない!

出迎えロビーではピックアップのスタッフが待っているはず。
同じパックツアーの客が何人いるのか分かりませんが、早く行かないとその人たち
を待たせることになるのではないか?
焦ったところでどうにもならないんですが、やっぱり焦ります。

後で聞きましたが、この時間は「魔の時間帯」とも呼ばれ、到着便が集中して大混
雑するタイミングとのこと。



(つづく。)