『 不埒なロンドン三昧 2010 』 10. 【1日目】4月7日(水) (その4)
(* 本連載の過去記事は、左下のリンクコーナーにまとめてあります。)
【引き続き 英国時間】
17:35
だんだんと自分の番が近付いて来ますが、前の人たちを見てると意外に日本人(だ
と思います)でも何やら質問攻めに合っている人もいるじゃありませんか。
さらに焦ります。
これも事前情報で、概ね聞かれる内容は
・滞在日数は?
・滞在目的は?
・帰りの航空券を持っているか?
・お金はいくら持っているか?
というのがお定まりパターンとのことなのですが。(もちろん英語で。)
それ以上のことを訊かれても、全く応対できません。
今更ながらヤバい。
で、ついに私の番。
パスポート/入国カード を提示。
一応、訊かれたときのためにと『eチケットひかえ』の紙を出して待ってましたが、
帰りの航空券の話は出なかった。
その他は、正に上記のお定まり通りの質問内容でした。(もちろん英語で。)
ただ、最後に ひとこと何か言われたのですが、聴き取れなくて
「えっ?」
と反射的に日本語で返してしまいました。
そうしたら 係官にも、『通じなかった』ということだけは通じたらしく
「ああ、もういいよ・・・。」
という感じで通してくれました。
ヒュ~。(「トム&ジェリー」でトムさんが額の汗を拭うところ。)
ひとこと お礼を言って「入国!」です。
大急ぎで階下に降りて、預けたスーツケースを受け取ります。
表示板に便名と受け取り口の番号が出ていますので、その番号のベルトコンベアの
前で待ちます。
と言いたいところですが、飛行機到着からすでに1時間!
指定のコンベアはもう止まっていて、残った荷物は脇に降ろされてました。
この「性善説」を前提とした合理的なシステム(?)が機能し続けるために、悪意
をもって他人の荷物を持ち去る人がいないことを祈ります。
荷物を持って今度は税関を通ります。
申告するものがない人は『No Quarantine』の方の通路を通過。
ここは抜き打ち検査のため、係官に呼び止められた人だけが荷物の中身を見せなけ
ればならないとのことです。
街中で警官に合ったときと同様、「怪しくないですよオーラ」を醸し出そうとして
逆に動きがぎこちなくなりますが・・・。
幸いスルーでした。
17:45
ようやく(ホントにようやく)「出迎えロビー」に到着。
小走りで左右をキョロキョロ見回しながら、ピックアップのスタッフを捜します。
(因みに、ピックアップは JALの関連子会社の現地スタッフが担当してます。)
JAL からの事前案内では
「日本語が話せるスタッフが『JAL』のカードを持って待っている」
という情報までなので、日本人なのか/男性なのか女性なのかも不明。
ですが、『JAL』のカードは一目で分かりました。
日本人の女性スタッフが3人。そのうちのひとりに
「スズキさんですね?」
と確認され、一旦 近くのベンチに座って待つように言われました。
私が遅くなって焦っているのを見て、
「まだ後から来る方もいらっしゃいますから大丈夫ですよ。」
とのこと。ちょっとホッとしました。
この時点での手持ちの英国通貨は、たまたま10年前の出張時の残りの5ポンド札と
小銭が少し。
後の人を待つ間に、「もし必要なら両替を。」と言われ、ちょっとだけ両替。
空港やホテルでは換金レートがよくなかったり手数料が高かったりとのこと。
もともと両替についてはちょっと段取りを考えてもいたのですが(後述予定)、思
いの外 ここまで時間がかかってしまった上に、まだこれからホテルまで1時間ほど
の行程もある。
チェックイン後に改めて街中で両替というのも怪しくなってきたので、差し当たり
最低限必要と思われる 3,000円分だけをポンドに替えました。
この後、ピックアップのスタッフに連れられてホテルまで行くわけですが、ちょっ
と ひとこと。
前述のとおり、「スタッフが『JAL』のカードを持って待っている」というのは聞
いてましたが、あの赤い『ちゃんちゃんこ』はいったい・・・。
女性スタッフの方々、黒っぽいスーツ姿の上に、何でしょう、サッカーのチーム分
けの時に着るようなメッシュの真っ赤(!)なベスト(だったと思います)を着用
されてまして。
恐る恐る尋ねてみると、どうやら つい最近 JAL本社からの通達で全世界的にこの
『ちゃんちゃんこ』を着用せよとの指令が下ったとのこと。
う~む。
出迎えていただく立場としては、ちょっと一考願いたいものですが。
確かに目立ちはしますが、ああいうのを「悪目立ち」と言うんじゃ・・・。
しまった。記念(?)に写真を一枚撮らせてもらえばよかった。
すぐに廃止になりそうな気がするので。
(というか、廃止して欲しいなぁ。(笑))
(つづく。)
【引き続き 英国時間】
17:35
だんだんと自分の番が近付いて来ますが、前の人たちを見てると意外に日本人(だ
と思います)でも何やら質問攻めに合っている人もいるじゃありませんか。
さらに焦ります。
これも事前情報で、概ね聞かれる内容は
・滞在日数は?
・滞在目的は?
・帰りの航空券を持っているか?
・お金はいくら持っているか?
というのがお定まりパターンとのことなのですが。(もちろん英語で。)
それ以上のことを訊かれても、全く応対できません。
今更ながらヤバい。
で、ついに私の番。
パスポート/入国カード を提示。
一応、訊かれたときのためにと『eチケットひかえ』の紙を出して待ってましたが、
帰りの航空券の話は出なかった。
その他は、正に上記のお定まり通りの質問内容でした。(もちろん英語で。)
ただ、最後に ひとこと何か言われたのですが、聴き取れなくて
「えっ?」
と反射的に日本語で返してしまいました。
そうしたら 係官にも、『通じなかった』ということだけは通じたらしく
「ああ、もういいよ・・・。」
という感じで通してくれました。
ヒュ~。(「トム&ジェリー」でトムさんが額の汗を拭うところ。)
ひとこと お礼を言って「入国!」です。
大急ぎで階下に降りて、預けたスーツケースを受け取ります。
表示板に便名と受け取り口の番号が出ていますので、その番号のベルトコンベアの
前で待ちます。
と言いたいところですが、飛行機到着からすでに1時間!
指定のコンベアはもう止まっていて、残った荷物は脇に降ろされてました。
この「性善説」を前提とした合理的なシステム(?)が機能し続けるために、悪意
をもって他人の荷物を持ち去る人がいないことを祈ります。
荷物を持って今度は税関を通ります。
申告するものがない人は『No Quarantine』の方の通路を通過。
ここは抜き打ち検査のため、係官に呼び止められた人だけが荷物の中身を見せなけ
ればならないとのことです。
街中で警官に合ったときと同様、「怪しくないですよオーラ」を醸し出そうとして
逆に動きがぎこちなくなりますが・・・。
幸いスルーでした。
17:45
ようやく(ホントにようやく)「出迎えロビー」に到着。
小走りで左右をキョロキョロ見回しながら、ピックアップのスタッフを捜します。
(因みに、ピックアップは JALの関連子会社の現地スタッフが担当してます。)
JAL からの事前案内では
「日本語が話せるスタッフが『JAL』のカードを持って待っている」
という情報までなので、日本人なのか/男性なのか女性なのかも不明。
ですが、『JAL』のカードは一目で分かりました。
日本人の女性スタッフが3人。そのうちのひとりに
「スズキさんですね?」
と確認され、一旦 近くのベンチに座って待つように言われました。
私が遅くなって焦っているのを見て、
「まだ後から来る方もいらっしゃいますから大丈夫ですよ。」
とのこと。ちょっとホッとしました。
この時点での手持ちの英国通貨は、たまたま10年前の出張時の残りの5ポンド札と
小銭が少し。
後の人を待つ間に、「もし必要なら両替を。」と言われ、ちょっとだけ両替。
空港やホテルでは換金レートがよくなかったり手数料が高かったりとのこと。
もともと両替についてはちょっと段取りを考えてもいたのですが(後述予定)、思
いの外 ここまで時間がかかってしまった上に、まだこれからホテルまで1時間ほど
の行程もある。
チェックイン後に改めて街中で両替というのも怪しくなってきたので、差し当たり
最低限必要と思われる 3,000円分だけをポンドに替えました。
この後、ピックアップのスタッフに連れられてホテルまで行くわけですが、ちょっ
と ひとこと。
前述のとおり、「スタッフが『JAL』のカードを持って待っている」というのは聞
いてましたが、あの赤い『ちゃんちゃんこ』はいったい・・・。
女性スタッフの方々、黒っぽいスーツ姿の上に、何でしょう、サッカーのチーム分
けの時に着るようなメッシュの真っ赤(!)なベスト(だったと思います)を着用
されてまして。
恐る恐る尋ねてみると、どうやら つい最近 JAL本社からの通達で全世界的にこの
『ちゃんちゃんこ』を着用せよとの指令が下ったとのこと。
う~む。
出迎えていただく立場としては、ちょっと一考願いたいものですが。
確かに目立ちはしますが、ああいうのを「悪目立ち」と言うんじゃ・・・。
しまった。記念(?)に写真を一枚撮らせてもらえばよかった。
すぐに廃止になりそうな気がするので。
(というか、廃止して欲しいなぁ。(笑))
(つづく。)