FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

3/21(日)  ロゼシアター 『西本智実 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団』 3/3

(2/3からつづく。)



で、その解釈が演奏にどう反映されていたのかという話なのですが・・・。


悲しいお知らせですが、私には全く分かりません。(苦)
フツーに今まで通りの「聴き覚えのある曲」としか認識出来ませんでしたので。
というか そもそも前提として、指揮者によって/楽団によって、同じ曲がどう変わ
るのか(変わっているのか)、全くもって分かりません。(苦苦)

よく、オーケストラを一つの楽器にたとえて、それを奏でるのが指揮者だという話
は聞くんですが。
確かに、ソリストだったら割とストレートにその人の意図とかクセとかが見えるか
もしれないとも思えます。(私には分かりませんが。)
さらに、楽器の個体差も認識できるかもしれません。(私には分かりませんが。)


「指揮者に対する評価」という話になるといつも思うことがありまして・・・。

例えば、クラシック通の方の場合、演奏を聴いて
 「これは、○○指揮の△△交響楽団。」
とか特定できたりするんでしょうか。
この場合、「ある特定のCDの特定の演奏の判別」ということではなく、生で目隠し
されて『利き指揮者/利き楽団』が可能なのかどうか、みたいな話なんですけど。
謎です。
(もっとも、CDを特定出来るだけでもすごいことだとは思いますが・・・。)

なだか やっかみみたいになっちゃいましたが、低レベルの話でスミマセン。



演奏が終わってロビーの物販を見てみようと思いましたが、人波で近付けない。
辛うじて横の方の隙間から覗き込むと、
 「西本智実 指揮 日本フィル 『くるみ割り人形』全曲」
というCDが見えました。
なるほど。
先出のチラシのコメントの件、なんとなく分かりました。

要するに、チラシの告知時点ではプログラムの詳細は決定していないと思われます
が、恐らく『くるみ割り人形』を演目に置くことは決まっていた。
で、本来はこのCD制作時のコンセプトである例のコメントをあたかも本公演の主題
であるかのごとく引用してしまったということではないでしょうか。
となれば、ここはやっぱりそういうコンセプトで録られた全曲CDも聴いてみたいも
のです。
『西本流 解釈』の片鱗でもつかめたらいいな~、なんて。
(ムリだろうな~。(苦苦苦))