FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

1/9(土) UHU 『タテタカコ 新春スペシャル / O.A. 鈴木健太郎』 2/2

(1/2 からつづく。)



開演の19:00ちょい前に UHU に着いて階段を降りると、意外にもすいてる。
当日券も全然 余裕って感じでした。
後にして思うと静岡の皆さん、もったいないことしてる!
(まあ、私が言うのもおこがましいですが・・・。)


まずは、O.A. の『鈴木健太郎』さん。
昨年 ドリプラ・シーサイドライブでご一緒させていただいて、その後は『ZilL』さ
んのワンマンのゲスト出演の時に拝見したものの、健太郎さんご本人のライブはチ
ャンスがありませんでした。
今回は O.A. という使命を負っているため、お客も タテさん目当てのお初の人が中
心ということもあり若干 探りさぐりの状態だったかと思います。
選曲も比較的 抑え気味のトーンの流れでまとめた印象でした。
が、そんな中でも緩急メリハリ効かせて・聴かせるボーカルの出し方がウマいな~。



そして、『タテタカコ』さん登場。
ショートの金髪に 上下白の衣装の タテさんは、HPのビジュアルのちょっとトガっ
た印象とは違って「かわいい」感じの方でした。

1曲目のイントロから唄に入った瞬間、あの時とよく似た衝撃が!!
(これを、『セカンド・インパクト』と呼びます。(笑))

そういえば確かに何かのCMで聴いた気がする。
聴けばすぐにそれと分かる特徴的なファルセットの唄声が、眉間を貫いてゆく感覚。
脳髄がシビレます。
私には歌詞の意味は即理解はできないものの、その奥行きも含めて『ワールド』を
お持ちです。

ご本人のMCによると、よく男に間違われて悩んだ時期もあったとのこと。
それと直結する話ではないと思いますが、歌詞の中に出て来る一人称はほとんどが
『ボク』。
私は、その『ボク』について 歌詞の内容や曲調から『少年』をイメージしたのです
が、その『少年』がまた タテさん本人のイメージに重なって、その独特の『ワール
ド』形成の一助(或いは柱?)になっているのではないかと感じました。

MCでは、言葉を選びに選んだ上にちょっとずつ言い間違えて、また選び直しては訂
正して、という感じが本来 言葉を操る人なのに(というか操る人だからこそなのか)
唄っているときの凛とした空気とはまた違った微笑ましいギャップがあって面白かっ
たです。
(因みに、MCでの一人称は「わし」です。いいな~。(笑))


ほぼ2時間、『タテタカコ・ワールド』に たっぷり・どっぷり と浸からせていただ
きました。
現場でCDを一枚購入しましたが、CD聴くのは しばらく『生』の余韻を反芻してか
らにしないとちょっともったいない気もします。
(もっとも、CDが「『生」』以上」だったり、違ったよさがあるという可能性を
 否定するものではありませんが。)

CDといえば・・・。
「プロだから」といわれればそれまでかも知れませんが、ライブでのボーカルもピ
アノ演奏も安定していて、そのままライン録りしてCDに焼けば「スタジオ録音版」
として通用しちゃうんじゃないかとも思いました。
(当然、あくまで素人考えですけど。)


あと 余談ですが、タテさん在住の長野(飯田)の方言を紹介されてましたが、ちょ
っと静岡県西部のモノに通じるのものがあるってのが新発見でした。
「○○だら~?」とか、「○○だに~。」とか。

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今回は予想をはるかに越えた『入力』をもらって、「創作」に向けてテンション上
がってます。
このテンションで、せめて1曲は仕上げたい気分です。



で、ちょっと短絡的過ぎですけど 家に帰ってすぐに 久々にキーボードの電源入れて
みたんですが・・・。

なんだか、「内蔵電池が枯れてます」みたいなアラートが出てまともに動きません!
ああ、出ばなをくじかれた。
テンション下がる前に すぐ修理!!