FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

『サルミアッキ』の日。 2/2

(1/2からつづく。)



では、ここから実況です。

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11:23 開封。一般的な飴玉同様の固さ。
11:24 写真撮影。
11:25 においはほとんどしないが、かすかに黒砂糖のような甘く香ばしい香り。
11:28 一粒を舌に乗せる。ちょっとしょっぱい。舌に若干ピリピリとした刺激あり。
11:29 唾液とともに溶けた成分がノドに流れ込む。ノドにも若干の刺激。
11:30 確かに「食べもの」っぽくない味が広がる。何かに似ているが、何なのか思
    い出せない。
11:31 積極的に舌の上で転がす。歯触りを確かめると、ぶよぶよと柔らかくなって
    いる。
11:32 しょっぱい味が勝っているものの、その奥に通常の味覚では感じない不快感
    が付きまとう。(主に口の上奥からノドで感じる。)水を飲みたいがガマン。
11:33 似ている「何か」が思い出せそうで思い出せない。何かの薬か?
11:34 残りわずか。味もすでに消えかかっている。
11:35 残り1mm角くらい。すでに味はちょっとしょっぱい程度。
11:36 完食。
11:37 やや不快感は残るものの、後味はほとんど感じない。

11:44 似ている「何か」が気になって、次の1粒を口に含む。今度は最初から集中
    して積極的に味わう。
11:45 改めて、しょっぱさとともに酸っぱい感じもあり。
11:46 吐き気とまではいかないが、やや頭痛に似た不快感も。自然に顔はしかめっ
    面になる。味の記憶をたどる。
11:49 2粒目完食。確かに覚えのある味だが、それが何だったのかは特定できず。

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結果として、『とにかく1粒、完食』の目標は難なくとは言いませんが、クリアー
しました。
1粒目は実況に気を取られてちょっと味に集中できなかったため、むしろそれがよか
ったのかも。
あと、杉岡氏は『理解をはるかに超えた「味覚」』と評してますが、私の場合は『何
か「記憶にある味」』だったため耐えられたんじゃないかと。

それにしてもこの「何か」。
う~ん、咳止めシロップとか、何かしらの薬だろうとは思うのですが・・・。
でも、時々「におい」と「味」が混乱・混同している場合もあるので、もしかしたら
「味」ではなくて何かの「におい」の記憶かも。
いずれにしても飲み薬とか外用薬とか、薬系だったとは思います。
(もちろん、あっちの「クスリ」じゃありませんよ。念のため。)

もっとも、この味自体が「塩化アンモニウム」のものだとすれば、食品添加物として
も使われているとのことなのでどこかしらで味わっていたとしても不思議ではないと
いうことでしょう。



ということで、無事 生還いたしました。

この サルミアッキ を購入したネットの通販サイトでは、『パーティーの罰ゲームに』
なんてコピーも見受けられました。
私の興味本位のトライアルも含めて、そもそも他人様の食文化を「ゲテモノ」だとか
「罰ゲーム」だとか言ってしまうこと自体 シツレー極まりない気もしますが・・・。
まあ、今回は主食ではなくてあくまで嗜好品の範疇だからいいか。
(よくはないか。)


この後 積極的に食べたいとは思わないのですが、やっぱりあの記憶が何なのか、ふと
思い出せそうで思い出せないというモヤモヤ感が残ってしまったので、気が向いたら
継続して探します。
この一箱を制覇したら、きっと私もフィンランド人。

賞味期限が 2010年3月16日。まあ、腐るものでもなさそうですのでしばらくは持ち
歩くことにします。
もし機会があれば差し上げますので、「何の味か?」の捜索にご協力願いたい!
どこかでスズキを見かけたら、ぜひお声がけ下さいませ。(笑)