FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

「昨日の自分にサヨナラ!!」企画 【その3】 『 VAN HALEN (KINKS) / You Really Got Me 』 1/2

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(意味不明の方は、左下の『リンク』コーナーから過去記事をご覧頂くことをお勧
 めします。)


【その2】の冒頭で書いた、「強烈に解決したい!」と思っていた楽曲がこれ。
VAN HALEN」の『 You Really Got Me 』です。
(オリジナルは「KINKS」。)


確か中学生のころ、ふたつ上の兄がよく聴いていたのを 隣で聴いていました。
当時は特に気にもせず、聴こえるまま(=出だしの音が「1拍目 オモテ」)に聴い
てました。
社会人になってから自分でCDを買って、改めて聴いてみた時に「?」と思い・・・。

それ以来ず~っとモヤモヤしてました。

楽曲のインパクトが強烈なだけに、なんだか強引に押し切られている気がしてちょ
っと悔しい。
せっかく解決法を思い付いたので、ここはやっぱり白黒 つけたいということで。


では、

 1.『オリジナル イントロ部分』 (MP3オーディオファイル)
  ( VAN HALEN " You Really Got Me "  Ray Davies )


出だしの音が「1拍目 オモテ」のつもりで聴いていると、イントロのリフの繰り返
し4回目のあと=ドラムが入る直前に「半拍」余分に引きずってるのが分かります。

ということは、またまた出ました「オモテ/ウラ 逆転現象」の王道パターン、

 ・出だし一発目の音が、「4拍目のウラ」である
 ・イントロがギターのリフのみで始まる(ドラムなし)

で恐らく間違いないでしょう。

例によって確認のため「スズキにはこう聴こえていた」という確認の音源です。


 2.『昨日までの私!』 (MP3オーディオファイル)


歌バックのリフを聴いてもやっぱりイントロの出だしが「4拍目 ウラ」と解釈した
方が自然な気がします。


となれば、「正しい」位置にクリックを入れれば即解決!


のはずだったのですが・・・。


 3.『今日からの私??』 (MP3オーディオファイル)


どうでしょう??

(もともとの演奏のテンポがビミョ~に揺らいでますので、画一的なクリック音が
 ピッタリとは合いません。クリックのテンポとタイミングを少しずつ調整して、
 まあ許せる範囲にはなってるかな~と思います。)


出だしの音を「4拍目 ウラ」の解釈で聴くことはできるのですが、問題はそのあと。
リフの2回目~4回目が、なぜか「2.」の時と同じく裏返ったままに聴こえてしまう
のです。(これって私だけ?)

「3.」をず~っと繰り返し聴いてみましたが、状況は変わらず。
ただ、クリック音に集中してむしろ演奏を無視して聴けるくらいの境地に達すると、
何となく「正しい」流れがつかめた気にはなりました。
でもディティールを意識してしまうと もうダメです。ひっくり返ってしまいます。


ここで ある推測が頭をもたげてきます。
すなわち、

 「実は、VAN HALEN も『聴こえるまま(=出だしの音が「1拍目 オモテ」)』
  という解釈で演奏してるんじゃないのか?」

ということなのですが・・・。


となれば、やっぱり気になるのはオリジナルの「KINKS」のバージョンでしょう。


ということで、更なる検証を。


(2/2 につづく。)