FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

「やっちまったな~!」(ベタですが。)

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無惨!
というか、むしろ気持イイ?


ズッパリいってます。(写真参照)

大学来のバンド仲間 P君から、Epiphone Dot のヘッドを折ってしまったとのメ
ールあり。
セミアコの335タイプです。
購入価格55,000円だったそうですが、修理に出すと新品買えてしまうほどの費用
がかかってしまうので、断念。
「パーツをバラして遊んでくれ。」とのことでしたので、ありがたく頂戴致しま
した。

正直、パーツの利用とかは現状ノーアイデアなのですが、セミアコのボディーに
ものすごく興味があったので、是非に! ということで。
似たような系統のものとしては Epiphone カジノ(日本製)を所有しているので
すが、335タイプのものは触ったことがありません。
他人のギターとかお店のギターってのはどうしても遠慮してしまってじっくり触
ったり・眺めたり・弾いたりということが出来ないタチなので、セミアコの造り
に興味はあるものの、これまでちゃんと触ったことがなかった。
でも、自分のものにしてしまえばこっちのもの。
隅から隅までなめ回すように眺め倒してやろうじゃないか、というのが本音です。
公序良俗に反してませんよね?)



一応ちょっとネット検索してみましたが、やはりヘッド折れリペアの料金設定は
概ね「5万円前後~」というのが相場のようです。これが最低ラインで、状況に
よってはもっとかかるってことです。

あと、リペアに出すなら「すぐに」ってのが重要なようです。
時間が経てば経つ程、破断面が湿気やホコリを吸って接着剤が効きにくくなった
り、材自体が変形を始めて面が合わなくなってしまうらしので。



以前、時々お世話になっていた静岡市内の楽器屋さんに割と大掛かりなリペアを
お願いしたことがありました。
その時は、
「時間はかかるけど、その分 安くするから。」
ということで、店主が技術の指導をしている生徒さんに、実習を兼ねて修理して
もらったのでした。
確かにギターのリペア、特に木部の補修といえば正にケース・バイ・ケース。
何よりも経験が物を言う世界なんだろうな~と思います。


で、『経験』という意味では、ちょっと私自身が『経験』してみてもよいのでは?
などと邪心が頭をもたげてまいりまして・・・。
無謀といえば無謀ですが、「経験の積み重ね」の最初の一歩と考えれば願っても
ないチャンスといえなくもなし。

情報はあります。
これもネット検索すると、リペア工房の補修の実例が写真付きでたくさんアップ
されています。
ですが、実際にやろうとすると「ヘッド折れ」はさすがに素人にはハードル高い
ですね。最終的な見栄えは多少犠牲にしたとしても、実用的な強度を出すのがま
ず難しい。
それなりの道具やジグも必要。(場合によっては自作も。)
そもそも木工の基本的な知識も経験もないし・・・。


もうしばらく脳内シミュレーションをしてみた具合で、「イける!」と思えたら
やっちゃいます。
ウマくいったらP君に返却。
まあ、どうせダメもとなので。


もし作業始めたら、こちらでレポートしようかな~と思います。