芋蔓地獄
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fj-suzuki/20191104/20191104161524.jpg)
『芋蔓地獄』って、なんか 乱歩作品っぽいな~。
(んなこたぁない。)
ホントは芋蔓式とはニュアンスが違いますが、さる連鎖の果てに 一件のライブを観
覧。
当初 別のライブ観覧を目論んでおりましたが、名古屋への 一泊出張と相成り断念。
ならば「転んでもタダでは起きまい。」と、現地にてライブ観覧を画策。
実は既に情報はあったので、このタイミングで名古屋行きとなったのも何かの縁と
解釈してしまおう。
ということで・・・。
★3/3(土) 今池 TOKUZO 『黒色すみれ / 太平洋ベルト / O.A. : Salon des piplette』
お目当ては『黒色すみれ』さん。
基本的に、Vo. + アコーディオン の『ゆか』さんと Vn. の『さち』さんによる女
性デュオ。
その他、Pf / 鍵盤ハーモニカ、更にはCDでは おもちゃの類までを駆使したバラエ
ティに富んだパフォーマンスがてんこ盛り。
例によって にわかファンですので、現在 CD聴いて修行中。
この芋蔓連鎖の発端は やはり『ビッグバン』まで遡らねばならぬ訳ですが、文字数
制限の都合により最終段に近い部分のみ キーワードを示すと・・・
『小林未郁』
↓
『市川梢』
↓
『Project Nyx』
↓
『黒色すみれ』
という流れ。
Project Nyx の『浅草版 くるみ割り人形』で初めて KS のお二人を拝見したわけな
のですが、実は観劇前はイマイチその状況を把握できていなかった。
当日のフライヤーを見てそのお二人が『黒色すみれ』として活動されているパフォ
ーマーであることを知った次第。
劇中でも生演奏&生唄&パフォーマンスにて独特な世界を醸してました。
で、そのフライヤーには新譜の告知とディスコグラフィーが・・・。
CDや楽曲の題名、ジャケットデザイン等のビジュアルを見るにつけ
「あぁ、もうこれは避けて通れそうもない。」
と。
どちらかというと、『蟻地獄』にずぶずぶという感覚ですか。
当日は仕事を終え、一旦 宿にチェックイン。
宿は名古屋駅の目の前で利便性よろし。
地下鉄に乗って今池へ。
場合によっては不測の事態も起こり得るということで、今回は予約入れず。
当日枠があるのかどうか、ちょっとヒヤヒヤものでしたが OK でした。
以下、濃密な時間の「覚え書き」ですが、文章化したら 自分でも くどくてウンザリ
なので今回は箇条書きにて。
●会場:「TOKUZO」
・居酒屋とライブハウスが融合?
・テーブル席はほぼ満席だったが、店員さんに促されるままに最前列へ!
周囲は ほぼ女性ばかりで、「なんか KY なおっさん」という十字架を背負いなが
らのライブ観覧。でも気にしない。
★O.A. : Salon des piplette (サロン・ドゥ・ピプレット)
・女性 3人組、全員が Vo. + アコーディオン。
・和装で登場。一見 昭和な漫談風だけど、漫談ではない。
・叙情歌(?)等 の演奏。ヴォーカルのスタイルが三者三様。
・『美しき天然』は 私もレパートリーにしたいと思っていたので そうすることにす
る。結果 後追いなので、単なる「まねし」だと思われたら悔しい。(苦)
★太平洋ベルト
・男性 4人編成バンド。
・黒背広+赤ネクタイ+顔面白塗り(!)+サングラス の統一衣装で登場。
この出で立ちに、常連さんと思しきオーディエンスがザワつく。当初 私には意味
不明であったが MC 等で徐々に状況が明らかに。
・普段の衣装はマリンルックだが、今回は「黒色すみれ」さんが " ゴス " で来るも
のと踏んで上記のスタイルに。結果「KS さんは和装で大外し」という「狙い」?
レコ発ツアーの KS さん、新譜のメインビジュアルが和装だから、もしマジで大
外しだとしたら素人の私からでも「読みが甘い!」とツッコませていただく。(笑)
・正統派ロック(?)に打ち込みのシンセ音が重なり、適度な キッチュ感を演出。
・MC はちょっとだらっとしている割に メンバー 4人の絡み方が絶妙で面白い。
★黒色すみれ
・前述の通り『ゆか』さん『さち』さんのデュオ。一部楽曲 Pf. のサポートあり。
・加えて ゆか さんが Pf. 弾き語ったり、さち さんの鍵盤ハーモニカやコーラース
もあり。
・本編はすべて新譜から。
・最前列/最上手から拝見。目の前で さち さんが揺れながら Vn. を弾いているの
を観て「人形っぽいな~。」と思っていたら、HP のプロフィールで やっぱり
『人形』だったことが判明。最近、どうも「人形好き」な感じ。
アンコールでは 三者そろい踏みでコラボ演奏。
KS さんの『月光恋歌』ロック仕様は、なかなかの迫力で聴き応えアリでした。
このお三方は旧知の仲で お互いに作品作りなどにも絡んでいるそうですが、オーデ
ィエンスの方々の様子を拝見していると こちらもセットで観に来ている模様。
(とか書いていて、ついさっき、な~んにも分かっていなかった私自身に気付いて
笑ってしまった。)
文字数限界のため、別枠でまとめ 書くかもです。