FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

10/10(月) グランシップ 『 RETURN TO FOREVER " Return to Japan Tour 2011 " 』

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『やらフェス』まとめの前に一発。



実は、当日の朝まで忘れてました。(苦)

チケット買ったのがお盆前。
冷蔵庫の横の一番目立つところにチケットとチラシを張り付けてあったのですが、
" 慣れ " は大敵でございます。
朝起きて洗濯しながら、
 「そういえば、10/10 って 何かあった様な気が・・・。」
と思ってカレンダーの書き込みを見て思い出しました。

チケット買ったのも 多少「勢い」的なところもあったので、ちょっと思い入れが薄
いといえば薄かったかも。


ある 知り合いは このツアー、米国まで観に行こうとまで思ったらしい。
日本で、しかも静岡で観られるということで大喜びだったそうな。
私の場合は 逆に、静岡じゃなかったら行かなかったと思いますが・・・。


正直、『RETURN TO FOREVER』というバンドについては、チラシに書かれた内
容以上のことは全く存じませぬ。
ただ、そのツアーメンバーを見て「音楽音痴」の私でも けっこうスゴい人々であろ
うことは分かります。
(「音楽音痴」って一応 比喩のつもりですが、なんか致命的な響きがあるな~。)

 ●チック・コリア:Key.
 ●スタンリー・クラーク:B.
 ●レニー・ホワイト:Dr.
 ●フランク・ギャンバレ:G.
 ●ジャン・リュック・ポンティ:Vn.

とか言って、スタンリー・クラークレニー・ホワイト のお二人については 以前
たまたま『上原ひろみ』さんとのトリオを拝見してたので知ってただけんなんです
けど。
フランク・ギャンバレ に至っては「誰?」っていう感じ。
こんなに浅くてスミマセン。

そこまでなら あまり食指は動かなかったでしょうが、キモは ジャン・リュック・
ポンティ でした。
私が Vn. を弾きたいと思うきっかけとなった ある日本のロックバンドの Vn. 奏者。
その影響を受けて いないはずがない。(・・・と、勝手に思ってます。)
この点においては間接的に私のルーツの一部であると解釈。


チケット購入時に席が選べたので、ちょっと迷った末に 前から 4列目の下手寄りを
チョイス。
この会場、1F席は完全にフラットなので 中途半端に 1F席の後ろの方よりは 2F席
の方が見通しがよいと思います。
ただ、前から 4列目なら なんとかなるんじゃないかということで。
結果、下手側のスピーカーの真っ正面で耳がちょっとガビガビにはなりましたが、
狙い通り ジャン・リュック・ポンティ に近くて正解。



幸い、祝日ということで 17:00 開演。
終演後も ちょっとゆっくりできる設定がありがたい。

でも、お昼を過ぎたころから 昨日&一昨日の疲れでしょうか。頭痛&肩こりで どん
よりしてしまいました。
開演直前まで席で ぐったりしてましたが、始まった途端にテンション上がる!


難しいことは一切わかりませんが、理屈抜きで楽しい。
まあ、「ジャズ」というよりロック・テイストの強い「フュージョン」ということ
で私的には聴きやすい要素があるってことかと思います。


とにかく大音響を " 浴びる " 。
往々にして「これって何拍子?」みたいなところもありますが、気にせず浴びる。

それにしても 超ハイテクの応酬には笑うしかない。というか、自動的に笑っちゃい
ますね~。


「スペイン」では、チック・コリア がピアノのフレーズで コール&レスポンスを
求めて来る!
なかなかの ムチャ振りフレーズに苦笑でしたが、ちょっと後ろの席の人は完全に歌
い切ってました。(笑)

そういえば、「スペイン」といえば 何度聴いても あのリズムの構造が分かりませ
んが・・・。
きっと、携帯音楽プレーヤーとかで聴きながら歩くと コケます。
危険なので 条例で路上での聴取や商店街の BGM への使用は禁止した方がよいか
と。(ウソです。)


私は特に「ライブ至上主義」ではありませんが、この辺りの音楽は恐らく CD で聴
いてもあまりピンと来ません。
要するに「聴く耳」がないので、音だけだと どんなに超絶テクを駆使してても
 「ふ~~~ん。」
とサラリと流れて終わってしまう可能性が高い。
その点 ライブは、「生身の人間が今 正に目の前で弾いている」という視覚面とか、
私のちょっと苦手な「会場の一体感」とか、あとは単純に「音がデカい」とかいっ
たアドレナリン出まくりな要素満載なわけですね。


アドレナリンが切れたら、明日は 3日分の疲れがまとめてやって来るに違いない。