FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

7/31(日) 『東日本大震災復興支援チャリティーライブ One for all, All for one』

『雨』の予報を完全に ふっとばしてしまいました。
まあ、偶然と言ってしまえばそれまでですが、「そういうこと」なんだな~と思わ
される何かがある。

弾き語りシンガー『ZilL』さん主宰の音楽チャリティーイベントが、静岡市
青葉シンボルロードにて開催されました。
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私的には未だ諸々から解放されていない状況もあり、時間限定での観覧となりまし
たが。


3/11 大地震の後、即 反応して動き出した人もいる一方で、私なんぞは
 「自分に何が出来るのか?」
という自問自答ばかりで身動きもできず。
未だに何ら動いていない現状ですが、「フツーに生活すべし」というのが私なりの
答えではありました。

そんな中 ZilL さんのブログを拝見していると、支援イベント起ち上げを宣言。
当初は「矢も楯もたまらずとにかく動き出したい」という思いが先行している感も
ありましたが。
会場の確保など含めて全くのゼロからのスタート。
同時進行で全国ツアーに駆け回りつつ、被災地へはボランティアとして乗り込んだ
り。
私はほんの表層の数ミクロン(今はマイクロメートルですか)しか拝見してません
ので その裏のご苦労がどんなものだったのか想像も及びませんが、成し遂げてしま
いましたね~。
賛同されたミュージシャンの方々はもちろんのこと、ノウハウを持ち寄ったり、実
働スタッフとして参加されていた方々もその ZilL さんの『思い』の下に集ったとい
う理解で間違いないでしょう。


で、私なりに加担できることといったら ちょっとイヤらしい言い方ではありますが
「現状の私なりに相応しいと思える範囲内での『最高金額』の募金」。
言い換えると、「多いのに こしたことはないけど、極端に無理はしない」。
純粋に募金だけならそのまま然るべきところに送金すれば済んでしまう話でもある
のですが、やはりイベント現場に行くことで「参加してます!」という意識を共有
したいというのもありまして。

まあ、私の場合は ZilL さんたちが頭と身体をフル稼働させて動かしているイベント
に便乗して「いいことした気になっている」だけなんですが。
「考えるのも 行動するのも人まかせ」という姿勢が 例えば現在の原発の状況を招
いたのだと思うと、結局 私は何の学習も進歩もしていないってことなのか。
でも、今回のイベントに便乗することについては「『間違ってない』という確信を
伴うもの」であるという意味で ちょっとは進歩したのかな~。


更に一歩退いた大きなところで言えば、このチャリティーイベント自体 募金金額の
話だけなら「純粋な募金活動」に振り替えることも効率の点で言ったらアリなのか
もしれませんが、やはり そこはそれ。ミュージシャンの本分である『音楽』で道ゆ
く人を巻き込むというところに意義があるのだと思いたい。
そういう意味では、今回 募金をするとフィルムケースの手作りシェーカー(マラカ
ス)がもらえ、「これでイベント(演奏)に『参加』してください」という趣向は
なかなかツボを抑えているな~と思いました。
(シェーカーの中身は「宮城産のお米」という演出も。)


演奏を観ることに集中していて特に客観的な観察をしてたわけではありませんが、
それなりに道ゆく人々を巻き込んでる感はあったと思います。
もちろん、何をもって『成功』とするのかは 主催者側の判断に依りますが。




演奏は 2つのステージで同時進行。
行ったり来たりしようと思ってましたが、いざ演奏が始まると引き込まれてしまい
ワンステージ最後まで通しで観せられてしまいます。(笑)

12:00の開演から、当初 14:00くらいまで観覧の予定でしたが、結局 15:00までで
会場を後にしました。
出演の 14組 全ては拝見できませんでしたが、ざっと写真を。

●『ZilL』さん (ZilLバンド)
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●『鈴木健太郎』さん
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●『凪』さん
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●『黒木裕太』さん
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●『八大'豆』さん
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●八大師匠 ソロ
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●スタッフによる被災地写真の展示も
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ということで、みなさま おつかれさまでした。