FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

青天の霹靂?

昨日(11/7)は、会社の後輩の結婚式&披露宴におよばれしてまいりました。
静岡市内の日本庭園のある由緒正しき会場にて。

庭園での式は、ちょうど気持ちよい秋の空気の中で。
普段では なかなか味わえない上品な料理も。



式の直前になって、会社側の出席者の間で
 「どうやら新婦の名前の読みが、思ってたのと違うらしい。」
と、なんとなくざわざわ。
特に、祝辞を頼まれていた先輩は冷や汗かいてましたが・・・。


実際に、違ってました。
正しい読みを聞いてみても、「んん???」という感じ。
さすがに それは読めませんぜ。

むしろ、ちょっと難しそうな名前だったら事前に確認もするんですが、あまりに素
直にフツーに読める(はずの)名前だったので。
当初、新婦方の苗字の読みについては諸説飛び交っていたのですが、名前について
はノーマーク(?)でした。


そういう目で出席者の名簿を眺めてみると、実は素直に読める名前ってほとんどな
いような気が・・・。
挙げ句の果てに、素直に読めるはずの名前までひねられちゃったらもう、この先い
ったい何を信じて生きて行けばよいのやら。

 ~ 近年、子どもの名前が突拍子もない当て字ばかりで ほとんど読めない。

というような話題が取り沙汰されてましたが、それって今に始まったことじゃない
と思います。
ただ、「漢字の意味に洋風な読みを被せる」というパターンなんかは今風と呼べる
のかも知れませんけど。


人名に限らず、地名なんかも「知らなかったら絶対読めない」というケースは枚挙
にいとまがない。(とか言いながら 具体例が浮かびませんが・・・。)

イントネーションまで含めたら、もう字面だけでは絶対に伝わらないし。
『磐田』がジュビロのおかげで「わた」だと全国的に認知されたというのは非常
にレアなケースでしかないと思います。
とかく 地元の人は目くじら立ててガーガー言ってしまいがちですが、よそから見た
ら「知らねーよ、そんなこと!」って話ですし。
(地元です。スミマセン。)


さすがに人様の名前となると間違えたらシツレイだというのは百も承知ではありま
すが、でもやっぱり読めないものは読めない!

小学校の校長先生が、
 「分からなかったらとりあえず『音読み』しておけば失礼には当たらない。」
と教えてくれました。恐らく、いにしえの漢文至上主義時代のなごりで音読み自体
に敬意を含むということだと解釈しておりますが、そもそも今時そんな認識を持っ
た人がいるのかな~。
まあ、読み間違えた時の言い訳には使えると思いますが・・・。


その 祝辞を読んだ先輩がまた、九割九分 読めない名前なのでした。
ここはひとつ、おあいこ ということで。