FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

祝 1周年。 『ナイロンバンド』について、書かねばなるまい。

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ブログ開設 1年。
ご愛読 ありがとうございます。


この1年間でこれまでの人生で書いた全文章に匹敵する量を書いた気がします。

概ね「自分が人としていかにダメか」という内容に終始しておりますが。



開設当初、なぜか無性に書きたくて仕方がなかった『ダクトテープ』の話
ほとんど独り言のつもりで書いてました。

今でもTVドラマで人が縛られる度に
 「あっ! ダクトテープ!」
と反応してしまいます。


その続編ともいえる『ナイロンバンド』の話がありまして。
文章自体はその当時 立て続けに書いていたのですが、
 「だから何?」
という自問自答への回答が見出せないまま放置。


この際、1周年のどさくさに紛れて大放出です。
(当時書いた文章に 加筆/修正を行いました。)


  ~~~~~~~~

◇◇ 『ナイロンバンド』について、書かねばなるまい。 ◇◇



今私がイメージしているモノと、『ナイロンバンド』という呼称は一般的には必ず
しも一致していない模様。

この呼称についての私の認識は、数十年前に趣味でラジオコントロールカーをやっ
てたことに端を発します。
配線をまとめる結束バンドのことを T社が『ナイロンバンド』と呼んでいたので。


一般名称として「結束バンド」と言いますが、形態がかなり広範に及んでしまうた
め、むしろ 特定の商標の『タイラップ』とか『インシュロック』の方が通じ易い
らしい。

以上を踏まえた上で、ここではあえて『ナイロンバンド』とします。



『ナイロンバンド』についての私なりの認識は、

 ・主に電気配線の結束などに使用されるプラスチック製の帯。
 ・大小様々なタイプがあり、幅 2~10mm 程度、長さは 5~50cmとか。色は
  ナチュラル(乳白色)や黒が一般的だが、赤や黄といった製品もあり。
 ・片端の穴に帯を輪っか状にして通すと、ツメが帯表面のギザギザの突起に引っ
  掛かって抜けなくなる。
  (「輪が縮む=締まる」方向には動くが、「輪が開く=緩む」方向には動かせ
   ない。)
 ・比較的大きいサイズのものにはリリース用のレバーがついており、道具なしで
  も簡単に外せる。

言葉で説明するとものすごく回りくどくなりますが、要は写真のヤツです。



で、その『ナイロンバンド』。

『ダクトテープ』と同じく、アメリカのTVドラマの中で目からウロコな用途に使
われていまして・・・。


特殊部隊やテロリスト 或いは強盗団が、ナイロンバンドを使って非常に手際よく
敵兵や人質を拘束するという描写に何度か遭遇しました。

恐らくCSIシリーズのどこかでも使われていたと思いますが、むしろ『24』とか、
『ザ・ユニット』とかの方がそのイメージが強い気がする。


私見ではありますが、『ダクトテープ』の場合は
 「一般人が場当たり的な犯行に及んだ際にとりあえず手近にあるものを使う」
という想定であるのに対し、『ナイロンバンド』については
 「組織的な集団があらかじめ装備品として携帯していたものを使う」
という傾向が強い気がします。

アメリカのTVドラマは日本のそれに対して、よりリアルさを追求する傾向にある
ものと思われるので、実際に軍隊やらリアルな犯罪で使用されている可能性が高い
気がします。
というか、実際に軍隊や警察では使われてるらしいんですが・・・。


私自身がその用途に使う予定はありませんが、
 「おお、その手があったか!」
と大いに感心してしまいました。


さらに、あるドラマでは 2連式の 正に手錠型ともいえるモノを使ってるシーンが
ありました。
ネット検索してみたら、やはりそういう用途で開発されたものみたいです。

 【参考リンク 1】
 【参考リンク 2】


確かに合理的。
携行するのにかさばらないし、軽い。金属の手錠ではそうは行きません。
あと、使う際にもワンタッチ。
ロープだと緩まない様に縛るのにはそれなりの技術が要ると思います。
(あくまで「思う」だけで、実際は知りません。念のため。)


やっぱり、柔軟な発想が大切なんですね。
(とういか、もしかしたら逆に『ナイロンバンド』自体が軍事技術の民間転用なの
 かも。)



(「よい子は決してナイロンバンドで人を拘束したりしないでね。」と言いたい
 が、「よい子が悪意を以てナイロンバンドで人を拘束する」のと「わるい子が
 無邪気にナイロンバンドで人を拘束する」のとでは、より背筋が寒くなるのは
 どっちだ?)

  ~~~~~~~~


う~む・・・。
だから何?


今後とも、FLOATING JAM をよろしくお願いいたします。