FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

津波騒動、顛末。 1/2

気が付けばもう3月。
みなさま、保険証をお忘れなく。


昨日 2/28(日)は、チリ沖大地震による津波で大騒ぎでした。
個人的には「大騒ぎ」で済んでほっとしておりますが、(承知の上で)海沿いに住
んでる身としては、やっぱり東海地震への備えってのも もうちょっと真剣にやって
おくべきだな~などと、今更ながら思っております。


昨日は、東京帰りに横浜に寄るという予定を変更し、午前8:56の こだまに乗って
静岡に向かってました。
能天気にケータイからブログの更新(9:10)なんぞをしながら。
10:15ごろ、そろそろ降りる準備と思ってケータイを見ると、相方 FJ KOBA 氏か
らの留守電メッセージ(10:13)が 1件。
再生してみると、なんと! 「静岡沿岸に津波警報が出ている。」とのこと。
ケータイからWEB検索して『青森ほか、2~3mの津波警報』みたいな見出しは見
れたものの、その先には進めず。
荷物をまとめてデッキから FJ KOBA 氏に電話、やはり静岡も同様とのこと。

確かに、朝のニュースで見た津波の話題も多少気にはなっていて、本日の予定取り
止めの理由の5%くらいを占めてはいたのですが。
まさか、そんな大事になっているとは!!


10:30、駅に着いて待合室のTVを見ると、確かにそんな状況。
静岡沿岸への津波到達は14:00前後の見込みとのこと。

駅のコンコースで町内会長さん夫妻とバッタリ。これからどこかへ「お出かけ」と
いった風情。
何か情報はないものかと思い
 「今 東京から戻ったばかりなんですけど、津波が来るらしいですね~。」
と尋ねてみたものの、
 「ああ、静岡は2:00ごろらしいね~。」
と、なんとも呑気な感じ。
ちょっと拍子抜けだったのですが、その口ぶりから情報を知らないわけでもなさそ
う。どう解釈したらよいのか分からずかえって混乱してしまいました。


当初、あえてリスクを負って自宅に戻るのも何だな~と思い、街中で時間を潰して
やりすごそうかとも思っていたのですが、ちょうどいいタイミングでバスがあった
ので。
とにかく、一旦 自宅に戻ってやれることはやっておこうと。

バスの中で「やるべきこと」の段取りを脳内シミュレーション。
地震直撃の場合とは違い街はフツーに機能しているので、特に重要なモノを車に積
んで あとはとりあえず現金持ってちょっと内陸にいれば まあ何とかなるでしょう。
ただ、モノが溢れてまともな動線すら確保されていない我が家の中を右往左往しな
がら荷物を移動する状況をイメージしただけで、すでにぐったりです。(苦)


10:50ごろ自宅に到着。
ご近所さんにはまだ特に動きはなさそう。防災無線も流れているので状況を知らな
いわけではないはず。
 【★教訓:後から思えば一声掛けておくべきだったかも。知らずに寝てるかも知
  れないし。】


まずは、普段から(一応)非常持ち出し用にまとめてある通帳などを身に着けて。

ちょうど東京帰りでプチ旅支度の状態だったので、洗面用具やら何やら細々した荷
物はそのまま流用可能。後は買い物の荷物を抜いて、汚れ物と着替え(下着類)数
点とを入れ替えればOK。これだけでもかなりの負荷減でした。
 【★教訓:改めて身の回り品を「非常持ち出し」としてまとめておくべし。】

ノートパソコン 2台と外付けのハードディスクをバッグに詰めて。
 【★教訓:やっぱり、ノートPCは機動性にて優位だと実感。】

まだ時間はありそうなので、本来なら家電とかその他諸々 2Fに上げられるものは
出来る限り移動しておくべきとは思ったものの、正直面倒くさい。先出の動線の問
題もあって・・・。
 【★教訓:日頃から整理・整頓を心がけるべし。】

そんな中でも、さほど手間のかからないギター類は出来るだけ 2Fに移動しておく
ことに。
 【★教訓:金属ボディは重い。】


そして、最も重要な(?)持ち出し品。
「いざ という時の一本」といえば・・・、ギターのことなのですが。

非常時に1本だけギターを持って逃げるとしたらどれにする? というのは、普段
から割とよく考えはします。
それぞれにそれぞれの思い入れがあったりして、「一本」というのは正直 酷です。
高価な楽器は一切ないのですが、逆にその中途半端なポジションゆえ探そうと思っ
てもなかなか出て来そうにないという意味でレアなものもあり。
あと、実用面からのアプローチもあり。もともとアコギ弾き語りからバンド(エレ
キ)を経て、今はまた弾き語り的要素が大きい。



(2/2につづく。)