FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

『アバター』観ましたよん。

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新年 一発目の「覚え書き」は、音楽関係ではなく映画。
アバター』の3D・字幕版を観ました。


例によって内容には深く踏み込めないので、初めて3D映画を観た無邪気な感想な
どを。

新聞でみた ジェームズ・キャメロン監督のインタビューでは「『3D』というハー
ド面だけでなく、内容に込めたメッセージを汲み取って欲しい。」みたいなことを
おっしゃってました。

が・・・。


大筋のストーリーや そこに込められたメッセージとしては、まあよくあるパターン
ではないかと。
「地球人側の都合」がシンプルな話になっているがゆえに、勧善懲悪的なすごくシ
ンプルな展開。
ただ、娯楽作品としてのバランスという意味ではこのくらいがちょうどよかったと
思います。
「3D」という表現手法も含めて映像の密度がものすご~く高いので、これ以上い
ろいろ詰め込まれても むしろウンザリだと思いますので。


監督の意図とは裏腹に、私的には目的は ズバリ『3D』でした。
3D映画に興味はありながらこれまで観たことがなかったし、どうせ観るなら3D
用に作られた作品を3Dで観ないってのももったいないんじゃないかと思ったので。
(通常版1,800円に対して3D版は2,100円ですけども。)

結果、けっこうお腹いっぱいなので 3Dはしばらくは遠慮したい感じです。
NHKの『クローズアップ現代』で、アメリカでは3D作品によって映画の動員が増
えているというような話もありましたが、長い目で見てどうなんでしょう。
(あと、『アバター』がこれまでの3D作品の技術的な欠点を補って起死回生の切
 り札になるのではないかというような話も。)

この先 3Dありきで多くの作品が作られるんだろうと思いますが、物珍しさで一瞬
にぎわっても、そこに必然性を見出せない作品が乱発されてすぐにインフレ状態に
陥るんじゃかないかという気がします。

あくまで個人的な感想ですが、けっこう肉体的な負担も大きかったので。
かなり疲れました。
(上映時間が2時間40分と長いのと、座席の両隣もぎっちり埋まっている混み混み
 状態だったのもあると思いますけど。)


なんかネガティブな話みたいになってしましたが、トータルで素直におもしろかっ
たですよ。
(というフォローも入れておきます。)