FLOATING JAMの『元祖・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』、旧ブログ保存版

どうしても『ダクトテープ』について書きたい。

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何の脈絡もないが、ここ数年来ずっと気になっていた『ダクトテープ』。
よく、CSIシリーズなどのアメリカの刑事ドラマに出て来る『ダクトテープ』。
犯罪被害者の手足にぐるぐる巻かれたり、口に貼られている『ダクトテープ』。
劇中から察するに、
 ・幅5cmくらいの、銀色の粘着テープ
 ・布ガムテープみたいに繊維ベースとおぼしき表面の凹凸あり
  (但し、「布」ではなく樹脂系の繊維と推測される?)
 ・同じく、素手でビリッと千切れるタイプ
というものらしい、という私の認識。

大抵、テープに残った指紋から足がついたり、容疑者の車のトランクから
出て来たダクトテープの切り口と被害者に巻かれていたテープの切り口が
ぴったり一致して事件に関わった決定的な証拠となる。


日本ではあまり馴染みがないと思っていたが、3ヶ月程前、銀色のテープ
が欲しくてホームセンターに行き、そこで購入したのがアメリカ本国でも
メジャーな銘柄のいわゆるダクトテープ(日本の会社が輸入・販売)であった。
頭の片隅で、「きっとこれが『ダクトテープ』に違いない!」という妙な
確信がありつつも、あえて確認はしていなかった。
この数日、なぜか頭の中で『ダクトテープ』という言葉がぐるぐる周り続け
ており、ついにネットで検索してみた。
やはり、これがいわゆる『ダクトテープ』であった。
自分が、実はさりげなく『ダクトテープ』ユーザーであったことがけっこう
うれしかったりするのは何故だ。


『ダクトテープ』という呼称と銀色の外観から、「空調用ダクトの補修用」
であろうと勝手に推測していたのだが、同時に、「そんなにダクトを補修し
なきゃならん状況が頻繁に発生するのか? 日本とアメリカの住宅事情の
違いなのか?」という疑問も拭えない状況であった。

ネット検索の結果見えて来たのは、意外にも奥深い『ダクトテープ』の世界。
そもそもの開発用途とか、名称の由来とか、諸々。
アメリカでは万能補修用テープとしてものすごくポピュラーな存在らしく、
怪我の応急処置というのもその用途の想定内にあるらしい。
ダクトテープで服とか財布なんかの小物、彫刻みたいなオブジェを作る人も
いるとのこと。
一方で、むしろダクトの補修には向かないという調査結果もあるらしい。


妙な所で熱くなっている自分がよくわからないが、この盛り上がりを無理矢理
音楽につなげるならば、次回作は『ダクトテープの唄』か?


(「よい子は決してダクトテープで人を拘束したりしないでね。」と言いたい
が、「よい子が無邪気にダクトテープで人を拘束する」のと「わるい子が悪意
を以てダクトテープで人を拘束する」のとでは、よりタチが悪いのはどっちだ?)